• 宮崎 勇気

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 38

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 38


 このように見てくると、松下幸之助が自身の体験を通じて学び、実行してきたことは、量子力学の観点から見ても、極めて理にかなったものであったと言える。


 即ち、自分自身の心(潜在意識)の中にある“私心へのとらわれ”等の“悪い心の持ち方(信念)”を“とらわれない素直な心”を持つことを通じて解放し、事業を通じた“物心共に豊かな人間社会の実現”等の“良い心の持ち方(信念)”に入れ替えた上で、それらを“強固な信念”にまで高めて潜在意識のレベルに確立する。そうすることによって、“悪い心の持ち方(信念)”が発するノイズを排除し、それらの“良い心の持ち方(信念)”に『常に意識を向けること』によって、高い周波数の意識と感情のエネルギーを集中的かつ継続的に大量に発し続けることで、その“願い(目指す目標)”を現実化し、叶えることができたというわけである。


 実際、松下幸之助は、生涯を通じて心に描いた“願い”はほとんど実現してきたと言い切っている。「皆さんが、こういうことをやりたいという思いやな、その思いは九八パーセント成就する。しかし、思わないことは成就しない。それは無理や。思ったことでもなかなかできないことが多いんやから。けれども、必ずこれはやってみせる、やれるにちがいないという信念があったら、ほとんどかなうということや。思いは必ずかなう。それは、ぼくの人生をふり返ってみて、皆さんに力強く申しあげることができる。ぼくはだいたい自分の思ったことは達成できてきたわけや。


 ただ一方で、「ほんとうにことの成否をきめるのは、もう少しほかのところにあるのではないか」と松下幸之助は言う。「それは、そのことをやろう、やりぬこうという決意がどれほどつよいかということだと思います。ぜひともこの事業をやりたい、世のため人のため、なんとしてもやらなくてはいけない、そういう決意が非常につよいものでなくてはならないということです。もし、そのようなつよい決意といいますか、極端にいえばそのことに命をかけるというような気概を持たずして、ことに当たったとしても、それは往々にして失敗に終わってしまうと思うのです。・・・会社なり商店の頂点に立つ人が、そのこと(筆者注:この商売をもっと立派なものにし、さらに立派な従業員を育て、そしてより多くの人びとに喜んでもらえるような仕事をしていきたい)をみずからつよく念願し、かたく決意することが肝心です。」(「経営心得帖」pp.106-107)


 「ほんとうにことの成否をきめる」のは、その願いというものが単なる“自分だけの願い”ではなく、『世の為人の為』という、いわば“社会的な願い”であったからこそ、“強く願う”ことによって、“強固な信念”となるまでに高めることができ、『必ずこれはやってみせる』との“固い決意”を持つことができた、その結果、高い周波数のフォトンを発振し、より広範囲の人々の支援と協力を得てその願いを叶えることができたからだと言えよう。

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