• 宮崎 勇気

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 34

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 34

 “悪い心の持ち方”を“良い心の持ち方”に入れ替えると言っても、まず何が良いのか、何が悪いのかが問題である。

 “良い心の持ち方”とは、周波数の高いフォトンの意識と感情のエネルギーを発する“心の持ち方”であり、例えば、『平和』や『喜び』『愛』などである。“悪い心の持ち方”とは、周波数の低いフォトンの意識と感情のエネルギーを発する“心の持ち方”であり、例えば、『復讐心』や『絶望感』『恐怖』『欲望』『憎しみ』などである。

 量子力学を学び、その観点から『生き方』や『願いを叶える方法』を説いている村松大輔氏(著書『自分発振で願いをかなえる方法』)によれば、自分発振のエネルギーのヘルツ(周波数)を高めることが重要であり、そのためのポイントは次の3つであるという。第一に『自己肯定感を高める』、第二に『過去の封印を解いて受け入れる』、そして、第三に『相手に寄り添い共感する』

 まず第一に『自己肯定感を高める』こと、即ち自分の感情をポジティブにすることだと言う。なぜそんなことを言うかと言えば、多くの人は、過去の出来事が原因となって、心の奥で(潜在意識下で)自分のことを否定してしまっていることが多いからだと言う。そのような場合に、口でいくら『私はできる!』と唱えても、潜在意識下で『私はどうせダメだ』と思っていると、潜在意識が優先されて、フォトンが飛んでしまうのだ。村松氏は、自己肯定感を高める方法として、『自分と自分の関係』を見直し、自分の一日の行動を振り返って自分をほめる“自分ほめ日記”を書くことを推奨している。

 この点松下幸之助は、“自分で自分をほめる”ということについて、次のようなエピソードを語っている。「(事業を起こして)まだ5~6人で仕事をしていたころに、ちょうど夏の盛りで、仕事を終えて行水を使ったことがあります。(当時の習慣)一日いっぱい働いて、それから行水で汗を流すのですが、その時私はふっと“今日は自分ながらよくやったな”と感じたことを覚えています。その時の非常に満ち足りた気分というものは、今も忘れることができません。今考えても、その時のことがうらやましいと思うほど本当の喜び、本当の満足があったように思うのです。そうした気持ちを持てたということが、今日の姿に結びついたと思うのです。」即ち、“自己肯定感”を持つことができたことが、今日の成功につながっているというのである。さらに「他人がどう言おうと自分で自分をほめられる、自分ながらよくやったと言えるような仕事をもたないといけないと思います。世間の多くの人は他人の評価に心を躍らせ、その評価に対して動いていることが多いように思います。これはいわば根拠のない、頼りない一つの動きだと言えるでしょう。そうではなくて、自分で得心できる仕事、自分で自分を称賛するような状態こそ、非常に尊いものではないかという気がするのです。」

 このように根拠のない他人の評価に振り回されず、自分で自分を認めてほめる、また、自分にほめられるような仕事をするということが尊いのだという。それはまさに『自己肯定感』を高めるものだ。

 また、松下幸之助は、“自分”を含む“人間”自体に関する“人間観”というものを壮大なスケールで考えた。即ち、宇宙や自然、社会は、限りなく生成発展していくものであり(“生成発展の原理”)、その“生成発展を実現していく主体”は、万物の霊長と言われる“人間”の他にないとし、“宇宙や自然、社会の限りない生成発展を実現していく”という“使命”あるいは“責務”が“人間”には与えられていると考えたのである。そして、このような使命を与えられた“人間”は、「万物の王者ともいうべき偉大にして崇高な存在」(「実践経営哲学」p.32)であり、誰もが「磨けば光る無限の可能性を持つダイヤモンドの原石のようなもの」だと考えた。曰く、「生成発展という自然の理法に従って、人間自らを生かし、また万物を活用しつつ、共同生活を限りなく発展させていくことができる。そういう天与の本質を持っているのが、人間だと考えるのである。」(「実践経営哲学」pp.32-33)

 “人類共通の自己イメージ”と言える“人間観”をこのように“人間社会の生成発展”を実現するために“無限の可能性”を秘めた主体として、前向きかつ積極的に捉えたことは、そのような人間である自分自身の『自己肯定感』を極限にまで高めるものだと言える。このような壮大なスケールの人間観を持つことによって、「人間一人の小さな知恵や才覚」から脱却して、より“高い視点”と“広い視野”を持つことを可能とし、高い周波数のフォトンを発することを可能とするものだと言えよう。

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