• 宮崎 勇気

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 31

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 31

 では、人が発するフォトンの量は何によって決まるのであろうか?

 それは、“集中度”と“時間”による。集中的かつ継続的若しくは繰り返し長い時間フォトンが発せられるほど、フォトンの量は多くなる。私たち人間は、一日に6万回の思考をするといわれる。ただ、その中身は様々な雑念を含めて多種多様なものである。発せられるフォトンがバラつけば、それだけフォトンの量は減少することになる。

 私たちは、『自由意思』というものの存在を信じ、顕在意識のレベルで様々な選択肢の中から自分で物事を考えて決めていると思い込んでいる。しかし、人間の意識の9割以上を潜在意識が占めており、表面的な顕在意識はその残りのわずかにすぎない。実は圧倒的なパワーを持つより深い潜在意識のレベルに形成されるあるものが“思考のパターン”を決定しており、それによって私たちはコントロールされているのである。

 潜在意識の中にある“思考パターン”を生み出すものとはどういうものであろうか?

 『学習の四段階』といわれるものがある。例えば、自転車に乗ることを覚える場合、人は次のような過程を経て、物事を学習しているとされる。

  1. 無知の無能 (無意識に、できない状態)

  2. 意識の無能 (意識しても、できない状態)

  3. 意識の有能 (意識して、できる状態)

  4. 無意識の有能 (無意識に、できる状態)

この最後の段階では、意識しなくともできるようになる。それは、潜在意識のレベルにいわば回路(ソフトウェア)が構築されるからだ。いちいち一つひとつの動作を意識して、脳が指令を出さなくとも、無意識下で自動的にその回路が実行されるのである。これは、膨大な情報処理を効率化するために人間に与えられた能力とも言える。すべてのことについて、常に一から脳が判断して指示命令を出すのでは、あまりに効率が悪いからである。この点、『思考パターン』についても同様である。

 第3段階から第4段階へ行くには、繰り返し意識(練習)し、脳に焼き付けることが必要だ。人間の脳は、繰り返し聞かされることが『正しいこと』だと認識するようにできている。(東京大学大学院薬学系研究科教授池谷 裕二)この繰り返しによって、脳(潜在意識)内に新たな回路が形成される。その回路が、自分が本当に正しいと信じていること、即ち“信念”となる。そして、その“信念”が決まった一定の思考パターン(自分が正しいと信じていることの正しさを確認し、やはり正しいと裏書する思考)を生み出すのである。『その人が常に意識を向けていること』とは、“信念”である。

 物事を悲観的に考えるパターンを持つ人は常に悲観的に考える。物事を楽観的に考えるパターンを持つ人は常に楽観的に考える。そのようなパターンを生み出すものが“信念”である。“価値観”、即ち自分が本当に重要だと考えていることも“信念”と同様である。“信念”も“価値観”もいずれも、潜在意識のレベルに構築された、いわば心のソフトウエアであり、それらが『その人が常に意識を向けていること』であり、独自の思考のパターンをいつも同じように生み出すのである。

 私たち人間が自分の周囲に発する意識のエネルギー(バイオフォトン)をコントロールしているのは、顕在意識ではなく、潜在意識であり、その潜在意識内に確立された“信念”と“価値観”に沿って、人は『常に意識を向け』意識と感情のエネルギーを発する。その結果、『その人が常に意識を向けていること』の確率が限りなく『1』に偏る、即ち『現実化する』のである。

 このように量子力学の世界における物理法則である『意識が現実化する』ということを引き起こしているものは、人間の潜在意識なのであり、従って、その鍵は、自分の潜在意識を如何にコントロールするかということにある。しかし、まさに潜在意識のレベルにあるが故に、人はそのことに気づかないでいるのであり、それ故、如何に潜在意識をコントロールするかという発想にさえ至らない。

Copyright © 2020 Yuki Miyazaki All rights reserved.

(お知らせ)関連のブログも併せてご覧いただければ幸いです。昨年100周年を迎えた現パナソニック株式会       社の創業者である“松下幸之助の経営哲学”の現代の諸問題への応用として、最近の話題等をテー       マにしたブログです。最新の記事は、       「松下幸之助、パナソニックの惨状に津賀一宏社長を叱る!⑳」です。

6回の閲覧

最新記事

すべて表示

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 33

 とすれば、さらに重要なことは、人が心(潜在意識)の中に有する“信念”や“価値観”というものは、必ずしも自分にとって“良いもの”とは限らないということである。つまり、知らず知らずの内に自分にとって“悪い心の持ち方”をしてしまっている場合がありうるということだ。それは、潜在意識のレ

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 30

会社を倒産させた多くの経営者に共通に見られた現象で、最も排すべきものとして松下幸之助が繰り返し強調した『自分の利害や感情などの私心にとらわれた自己中心的な考え方』は、低い周波数のフォトンを発し、その影響を及ぼす範囲は狭く近い。これに対して、松下幸之助が目指した『物心共に豊かな人間

8.まとめ-人生も仕事もすべては“心の持ち方”次第 29

このことは、近時ミクロの世界を取り扱う『量子力学(量子論)』によって証明されつつある。この分野の多くの学者が『意識が現象を作っている』ことを認めていると言う。そこで、以下では、この量子論から“信念の力”の説明を試みたい。~私たち人間を含めて、この宇宙のあらゆる物質は、分子から成り

  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
  • Black Pinterest Icon
  • Black Flickr Icon
  • Black Instagram Icon

Copyright © 2016 Yuki Miyazaki  All rights reserved.

This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now